greenplusblue’s diary

気になる言葉づかいの数々。新語や若者言葉など。

【気になる言葉づかい⑥】~とゆう

「~とゆう」ではない! 「~という」だ!!

 

これについては正直びっくり・・。

小学生の時に直されるような間違いでしょう!?

でも、ネット上でよく見るのです。

もしかして、意図的に使っているのかな?とも考えたが、文脈を見ると、どうやら本気で使っている・・。

 

音で聞いたら「~という」は「~とゆう」と確かに聞こえる。実際、「ゆ」で発音していたりもする。

それをそのまま文字にしてしまっているのだろうか。

小学校で習わなかったのだろうか。

 

ネットに書き込みをする一部の人だけに限られた現象であってほしい・・・。

 

 

 

【気になる言葉づかい⑤】業界用語

業界用語は業界で使えば・・?

 

ロケハン/あがり/シャブ/尺/ゴールデン/ガセネタ etc.

 

これらはもともとテレビ業界や飲食業界、警察など、特定の業界の中でだけ使われていたもの。それがいつの間にか一般社会で使われるようになっている。

映画やドラマ、小説で使われて一般化したり、最近ではネット上であっという間に拡散することもあるので、当然のことかもしれない。

 

でも、、やっぱりちょっとひっかかる・・・

 

学生時代に読んだ本で、日本語に関する本があり、それにはたしか、「業界用語はその業界内で使われるべきもので、業界外の人間が使うものではない」ということが書かれていた。

すごく共感した。

 

たとえば、寿司職人は、職人や店員同士の間ではお茶のことを「あがり」と呼べばいいけれども、お客さんに対しては「お茶」と言うべきである。客側も、「あがりください」ではなく「お茶ください」でいい。

 

業界用語を使うと、知ってる風で、いわゆる「」を気取れてかっこいい、と思っている人もいると思う。でも、その知ってる風を装う行為自体がちょっとカッコ悪いと、私は思ってしまう。

 

また、その業界外の人に対して、「知らないの?」と蔑むことも恥ずかしいこと。もしも寿司職人が「寿司屋ではお茶ではなくあがりと言うべきだ」などと客に言ったとしたらそれは間違っていると思う。(そんな寿司屋ないとは思うけど)

 

もうひとつ、営業マンが、一般のお客さんに商品やサービスの説明をするときに、業界用語を使っているのを見ることがあるが、あれはいただけない。得意げに使っているおバカな担当者である場合と、気付かず使ってい配慮の足りない担当者の場合とあるが。

 

あまりにも一般化していたり、便利な言葉である場合は使ってもいいと思うけど、やっぱり、基本的には、業界用語は業界内で使うものだと思うのでした。

 

 

 

【気になる言葉づかい④】ディスる

ディスる

 

今回は、私が気に入っている言葉。

意味は、人のことを悪く言う、とか、バカにする、というもの。

ネット上や、巷の若者の間で使われる(今もまだ使っているよね!?)言葉。

 

最初聞いたとき、面白いなーと思った。

語源は英語のdisrespect(=失礼)だとか、否定を意味するdis-から、などと言われています。

 

直球で「侮辱する」とか「悪口を言う」「否定する」という言葉を使うより、ちょっと軽くふざけた感じがするので、そういうノリにしたいときにしっくりくる言葉だと思う。

「それって私のこと軽くディスってる?」とか、「いやいや、ディスってるわけじゃないよ」とか。

 

日本人は、外来語などの言葉に「~る」を付けて新しい言葉を作ってしまうのが得意なのかも。

「ハモる」

「ケチる」

「パニクる」 etc.

 

こういう軽快な感じの新語は、結構好きです。

 

【気になる言葉づかい③】完食、実食

新語?「完食」と「実食」

 

これはテレビのグルメ番組でよく使われる言葉。

「完食」は、料理をすべて完全に食べきることの意味。

一昔前まではテレビ番組だけで使われていたような気がするのだけど、最近では日常でもこの言葉をよく耳にする。

今回の「ひっかかり」は、不快感ではなく、「マイナーだった言葉がいつの間にかメジャーになってる」という意味でのもの。

昔は無くて創作された言葉なのか、それともなにかの業界用語だったものが一般化したのかはわからないけど、たしかに「全部食べ切った」というより、「完食」という一言の方が良い。

 

「実食」の方は、「完食」よりも、私の中では違和感が強め。

でもまぁ、そんなに不快感があるわけでもなし。

 

この二つは(特に「完食」は)、これからもっと浸透していきそうです。

 

 

【気になる言葉づかい②】やばい

やばい、ヤバイ

 

すっかり市民権を得てしまった感のあるこの言葉。

いい意味にも、悪い意味にも、あらゆる場面で使われる。

(「やばいよやばいよー」のあの人は嫌いじゃない。)

 

おいしいスイーツを食べて「ヤバイ」

遅刻しそうになって「ヤバイ」

かわいい女の子を見て「ヤバイ」

浮気がバレそうになって「ヤバイ」 etc.

 

若者たちが使っている分には全然構わないんだよ。

でもね、最近は、大人も子供も、使いすぎていて耳障りに感じる。

先日はNHKの番組内でまで使われていてちょっと驚いた。

今までこの言葉に眉をひそめていた大人までも、ここ何年かで使うようになっている!

 

私がこの言葉にひっかかる理由は、小学校低学年の頃の先生にある。

担任の先生が、言葉づかいにとても厳しい人だった。

その先生に「やばい」は、もともとヤクザの言葉であり、悪い言葉なので使ってはいけない、と教えられた。

その先生からは、ほかにも「語尾を伸ばすな」なども教わり、今思えば、私の人生の言葉づかいの分野に大きな影響を与えた人だと思う。

 

「やばい」がヤクザの言葉なのかは、諸説あるようだけど、もともと良くない意味で使われる言葉であったことは確かなようです。 

 

正直に言うと、友人との会話の中で、私も使うことがあるし、私の友人たちも使う。

(先生、ごめんなさい・・。)

でも、使う場面は選んでいる。何でもかんでも「やばい」とは言わないように・・・

【気になる言葉づかい①】~だったりとか

だったり+とか=「だったりとか」

 

最近、テレビに登場する芸能人、一般人、コメンテーター等々がよく使っていることば。

 

「○○だったりとか~」

 

これがが気になる。

 

事柄をいくつか並列して述べたいなら、

「○○だったり、××だったり」とすればいいんじゃないか?

または、

「○○とか、××とか」でいいんじゃないかと、思ってしまう。。

 

多分、いくつかの事柄を並べるというより、ただ一例を示したいときに使われているような気もする。「ほかにもいろいろあるうちの一例を示しているまでなんだけど」という意味合いで。

気持ちはわかる。

でも、気になる・・・。

なんか気になる・・!その言葉づかい

テレビやネットを日々観たり聞いたりしていて「ひっかかる」言葉たち。

・間違っているとも言いきれない。(所説あり、とか。)

・言葉は時代とともに変わっていくもの。

そんなことも理解はしているつもりだけれど、何かひっかかる(ネガティブな意味で)ものがあるのです。

歳かなぁ・・一応、ミレニアル世代(ギリ)ではあるのだけれど・・。

 

ただ、受け入れがたいものも多い一方で、いわゆる「若者言葉」「ネットスラング」などの中には、言い得て妙!と思えて、ポジティブな意味でひっかかり、使いたくなる言葉もある。

あくまで、好み、私的見解での「気になる言葉」を書いていきます。

「そんなに目くじら立てなくても」と、自分でも思うのですが、きっと同じように感じている人もいるのでは・・?